わが国では新型コロナワクチンの令和5年春開始接種が2023年5月8日から始まっている。
〔追加接種〕令和5年春開始接種についてのお知らせ – 厚生労働省
世界各国で追加接種の見送りが相次ぎ、蓋をされていたワクチンの有害情報や新事実など一部に不都合な真実が出始め、また推奨していた組織もこぞってハシゴを外しているのが最近の情勢のように思う。
日本国内において、多い人では6回目の接種になる人もいる。世界で、6回も続けて接種している国が他にあるのでしょうか?
接種のリスクは妊婦や高齢者、基礎疾患のある方だけではない。特に小児への接種が大人同様に推奨されてしまっている現状において、警鐘を鳴らしている団体もいる。
至極真っ当な声明であり、保護者への冷静な呼びかけになっている。
本来は日本小児科学会あたりが率先して慎重な意見を表明すべきと思うが、なんとかの一つ覚えのように推奨を繰り返すだけでまったく機能していないように思われる。
COVID-19で改めて思う難解な日本語
何が難しいかと言うと、言葉に言葉以上の要素、意図が含まれているからである。
努力義務:obligation to make the best efforts
例文)接種干渉は努力義務です。
→英語圏の人、日常会話でこんな言い方をしますか?努力とは通常当事者がわざわざ宣言することなく行うものだが、ルールを決める側が国民に「努力」する「義務」を課している。罰則はないが努力義務を課すのである。
お願い:P L E A S E
例文)~政府からのお知らせ~ オミクロン株対応ワクチンの早期接種のお願い。
→「お願い」という名の圧力である。「強制ではありません」という言い訳とセットで使われることが多い。
英語訳の「Please」は実を言うと命令形なので、より丁寧な「Could you~」や「Would you~」を使うようにアドバイスされることがあるが、日本語で権力者側からの「お願い」は命令に等しいので「Please」が正しい。そして強いお願いなので大文字表記がより適している。
推奨:Recommend
例文)日本小児科学会としての推奨は変わらず、生後6か月~17歳のすべての小児に新型コロナワクチン接種(初回シリーズおよび適切な時期の追加接種)を推奨します。
→上記「お願い」との使い分けだが、発言者が責任を負わずに物事を勧めたい時に多用される。「WHOが言っているから」「世界がやっているから」などの言葉と合わせると日本人にはより効果的だ。
良くも悪くもオンリーなこの国
愚かな日本。。
かつて、日本発信のカルチャー(アニメや漫画など)が海外に評価されて「cool japan」と呼ばれていた過去の残響を、いつまでも繰り返し脳内再生して現実逃避している場合ではない。今の姿は裸の王様に等しい「fool japan」である。
偏った思想の方々に誤解されたくないので補足させていただきますが、私はこの日本という国やそこに住まう人々が好きで、それと同じくらい嫌いで(同族嫌悪)、未来は今よりも良くしたいと考えている者の一人です。子供達に負の遺産を残したくない。今の大人達が出したゴミは、今の大人達で片付ける責任がある。
そんな私にとって、「only japan」とはダブルミーニングなのです。
- こんな愚かな事をいまだに続けているのは日本だけ
- こんな素晴らしいものが存在するのは日本だけ
このコロナ禍において、コロナウイルスそのものよりもむしろ人々が向ける感情や言動に心がざわついていた。コロナ対策や各人の対応をめぐっては、今も注射の「賛成」と「反対」で分断、対立が行なわれているようにも、対立することを誘導されているようにも見える。「多様性を認める」という綺麗な言葉を聞くが、全然認められているように思えないのは気のせいだろうか。善と悪、光と闇、正教と邪教の二元論で今日も命を散らしている。
一方で、最前線で対応する人たちの勇気ある行動や発信に励まされてきたのも確かだ。利他的な行動、冷静な呼びかけ、人への愛、不正への義憤。それらに共感し、見えていることとは違う見方があることを意識してきた。
ありとあらゆる理由で、いずれ人は死ぬ。
コロナ感染ではなくてもだ。どうせ死ぬなら死に方は自分で決めたい。世の中に有益なものを残したい。
折り返しの人生、自分には何が出来るかを考えて始めよう。